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有毒昆虫:海南中部地区の密林の高山或いは野外では、数種類の有毒な昆虫に咬まれ易いので、防虫対策が必要。
スズメバチの巣: スズメバチの巣を見つけた時は、決して触ってはいけない。さもないと、スズメバチに攻撃されてしまう。スズメバチに刺された後は中毒反応が出る。
毒蛇: 海南の熱帯密林地区では常に見かける。もしうっかり咬まれてしまったら、すぐに毒の血を吸い出し、心臓に近い傷口を布テープでしっかり固定して、出来る限り早く医者に行く。
野生の果実: 海南の農村の道沿いには、たくさんの野生の果実が実っているが、決して勝手に摘んで食べてはいけない。なぜならそれらは毒を持っている可能性がある。
ウパス(见血封喉): またの名を毒矢の木、高木、高さ25-40メートル、地面に近い部分の直径30-40センチ、乳白色の樹液を出し、樹皮は灰色、春に開花する。一種の劇毒植物であり、薬用植物でもある。毒矢の木の乳白色の液は劇毒を含み、人や家畜の傷に触れたとたん、中毒者に心臓麻痺を引き起こす(心拍数異常を引き起こす)、血管は封鎖され、血液は凝固し、窒息死する。それゆえ人々はこの植物を中国名で“見血封喉”と呼ぶ。
変葉木: 葉は革質(固く厚い)、色彩は鮮やかで、輝いている。低木林として熱帯に生息する。人や家畜が葉や樹液を間違って飲むと、腹痛や下痢等の中毒症状を起こす。樹液にはEBウィルスを活性化させる物質が含まれており長時間の接触で上喉頭癌を誘発する。
トウアズキ: またの名を美人豆、相思豆と言い、マメ科トウアズキ属の一種の有毒植物で、熱帯地方に分布する。トウアズキの種の中にはトウアズキ毒素と呼ばれるたんぱく質が含まれる。この毒素は強い毒性を持ち、うっかり食べてしまうと、中毒症状を起こし、最悪は命を落とすことになる。
お知らせ: 海南は熱帯地区に位置し、四大熱帯雨林を持っている。これは他に類を見ない環境で、多くの熱帯動植物の成長と繁栄に有利である。現在のところ、4600種を超える野生植物と、660種を超える野生動物が分布している。これらの野生動植物に関し、よく知らない場合は、必ず危険や脅威がつきまとうので、もし専門家でない、あるいは専門技術を持つ人の指導の下でない場合、安易に接触してはいけない。