海南は、本当に新鮮!

海南は、本当に新鮮!

時間: 2019        場所: 海南

旅の最大の楽しみの1つは地元の名物料理を味わうことです。「依山吃山,靠海吃海」(*意:山辺の者は山に糧を求め,海辺の者は海を頼りに暮らしを立てる)との諺がありますが、地元料理は自然の恵みを集め、地域のライフスタイルを味のかたちで、旅人の思い出に残します。

海南は中国の最南端の省として熱帯の南シナ海に位置し、海洋生物の種類が非常に豊富で、旅行者は海鮮料理を必ず味わうのが大きな特徴です。早速、ご紹介しましょう。


鋪前のサワラ


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地元の鋪前では、「黒魚(サワラ)がなければ宴会にならない」ということわざがあります。サワラは肉が多くて骨が少なく、美味しく食感がいいです。昔から珍味の海の幸として贈答品になっています。サワラを塩焼きにして、唐辛子・醤油・青酢だち汁のたれをつけてご飯と一緒に食べると、少し酸っぱくさわやかな塩味が口に広がって、海南の本格的な味を味わうことができます。

中央テレビ局(CCTV)の番組「舌先の中国」で、焼きサワラの調理方法が取材されました。番組放送後、サワラはさらに人気になり、海南観光のグルメの名刺になっています。


曲口のかきの炭焼き


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海口市演豊鎮のそばには、海と川の合流点にとりわけ恵まれた生態系を形成している世界で3番目のマングローブ林があり、水質環境がとても良いため、海南で一番有名な曲口カキがたくさん取れます。

手のひらよりも大きいカキに、みじん切りのニンニクを乗せ、木炭ストーブで強火で10分程焼くと、ぐつぐつと黄金色の貝汁と濃厚な香りが出て最高に美味しいです。カキには100 g当たり9.39 mgの亜鉛が含まれ、自然に恵まれた亜鉛補給の宝庫です。


港北の車海老


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港北の車エビは万寧港北の海水と淡水の境に生息しています。新鮮で生臭くなく、甘くて柔らかくて食感がいいです。また、自分でそこで取れたエビを調理したら、更にたいへん美味しいでしょう。


和楽蟹


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和楽蟹は万寧市の特産で、中国国家地理標志産品、「海南四大名物料理」の1つです。

万寧市の半分海水、半分淡水の海一帯が産地となる和楽蟹は、そこの海藻や豊富な魚介類を食べ、厚い肉とカニ味噌を持ち、金黄色に光っており、香りが溢れ出しています。特に清明節(4月)頃が最も美味しい時期です。和楽蟹は中国の食文化の歴史の中で千年以上の前から知られ、唐の時代から有名で “貢ぎ物”として皇帝に献上されました。皇帝に愛された和楽蟹を食べてみませんか?


龍楼のウニ


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以前、文昌市龍楼鎮に行く人は透明度の高い青い海の景色に驚きましたが、今では美しい景色に加えて、龍楼のウニを目的に向かます。

地元の店では、一番ポピュラーで有名な看板料理は生きているウニを使う蒸しウニです。当日に取れたウニしか使わない新鮮な甘さとタンパク質やアミノ酸を富むウニは、美味しさと栄養を兼ね備えています。

波しぶきの浜辺に椰子林のそよ風が吹いて、海南島の海鮮料理の中で一番味わいたいのはどれでしょうか?



海鮮食用の注意点:

1. 果物のビタミンCはエビ類と食べ合わせるとと、有毒なヒ素物が生まれることがあるので、一緒に食べないください。

2. お茶のクエン酸が海鮮のカルシウムと反応して消化しにくいカルシウム物が生まれることがあるので、海鮮を食べるときはお茶を飲まないでください。


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